NMNは近年注目されていますが、それは何故なのか?や噂されている「若返り」は本当に可能なのかを、いろんな資料をもとに分かりやすくまとめました。
当サイトでは、まずNMNに注目してその研究結果を追いながら、不老不死若返りの夢を実現できるのか?という挑戦を読者のみなさんと歩んで行きたいと思いますので、今後このサイトを御贔屓にお願いいたします。
NMNとは何か
NMNとは、βニコチンアミドモノヌクレオチドの略で、
2003年にマウスの実験では人間でいう60歳相当の個体が20歳相当の身体能力と見た目に若返った結果が有名です。
NMNはNAD+の前駆体で、本来生物の体内にあります、老化や寿命を制御するサーチュイン遺伝子や体内の老化原因の酸化に対抗する能力をもつミトコンドリアを活性化させる機能があります。
ということは人間も若返るのか?と思いますが、現在世界中でその臨床試験が行われているので、結果が待たれます。
今わかっている人体への効果
- 肌つやが良くなる
- 高齢者の骨格筋の能力が上がった
- 運動能力の改善がみられる
期待される人体への効果
- 糖尿病の根治
- ガンの根治
- 心臓や肝臓病の根治
- アルツハイマーの根治
筆者が感じている効果
- 疲れなくなった
- 尿漏れがなくなった
- 肌がきれいになった
- EDが治った
- 髪がしっかりしてきた
既にⅡ型糖尿病や心臓疾患、肝臓疾患などにおいてはかなり良い成果が報告されています、
人間での臨床結果は後ほど最新情報としてまとめてありますので、ご期待を
体内でNAD+になる
NMMは体内に入るとNAD+に変化します。
このNADプラスが脳の視床下部と内臓脂肪細胞で働き体の全細胞内のサーチュイン遺伝子とミトコンドリアを活性化させます。
サーチュイン遺伝子(sir1)が活性化すると細胞の修復が行われます。
ミトコンドリアが活性化すると、老化の原因である酸化作用が除去されます。
NMNで若返るとはどういう意味か?
NMNを毎日摂取して若返るのではといわれていますが、どういう仕組みなのかもっと詳しく見ていきましょう。
たしかにマウスの実験では人間でいう60歳相当の個体が20歳相当の身体能力と見た目になったという結果があります。
だからと言ってすべてが人間にも同じ反応が出るのかまだわかりませんね。
まずは理論的なものから理解していくとします。
NMNは摂取するとNAD+に変わる
NMNを摂取すると体内でNAD+に変化すると先ほどのべました。
このNAD+が体の細胞を若返らせることになります。
どういうことかというと
NAD+は脳の視床下部で、サーチュイン遺伝子の7種類のうちSir1のスイッチをONにします。
サーチュイン遺伝子は細胞の修復をする酵素なのです。
NAD+の体内の量は通常加齢によって、20歳を100%とすると、40代では半分になってしまいます。
だから老化現象がおこるのです。
しかし、NAD+を経口投与してもほかの物質に分解されてしまうので、NAD+の前駆体であるNMNを摂取すれば、体内にNAD+が増え、不足した分を補えます。
NAD+が減ると老化する
NAD+が加齢で減少するから老化が起こるのです。
どういうことかというと、NAD+の体内での役割が関係します。
NAD+は脳の視床下部と内臓脂肪細胞内で、サーチュイン遺伝子の活性化の鍵酵素を全身に出すのです。
活性化したサーチュイン遺伝子は損傷した細胞の修復をする酵素です。
NAD+が加齢で減るとサーチュイン遺伝子は細胞の修復をする機会が減ります。
細胞の修復をする機会が減ると、しわやたるみ、ガンやいろんな疾患がおきます。
これが老化現象なのです。
サーチュイン遺伝子が活性化するとテロメアが減って寿命は縮むのでは?
NMN摂取でNAD+をいつも補いサーチュイン遺伝子を活性化させるということは、サーチュイン遺伝子のターンオーバーも進みます、だから寿命は幾分縮む可能性が高いことはミライラボの担当の方もおっしゃっておられました。
しかし、サーチュイン遺伝子がすべて使われて寿命が尽きた人はいままでにもいないとされています。
それよりも、120歳まで健康でいられれば元はとれるでしょうし、
その間にサーチュイン遺伝子のテロメアの数を増やせる医学の進歩を期待するほうが懸命でしょう。